【コラム05】しまのみかん

コラム05

大三島の柑橘類をざっくり‘みかん’と呼んでいますが、実は島では、みかんと言えば温州みかんのことを意味し、それ以外の種類を雑柑(ざっかん)と言ったりしています。

温州みかんは10月頃からの極早生(ごくわせ)に始まり、順番に早生、中生、(なかて)、晩生(おくて)へ移って行きます。12月中旬頃からは、紅まどんなやはれひめなどの種類が出始め、年が明けてからは5月頃まで、順番にいろんな種類の雑柑があります。中でも一番多くの雑柑類が出揃うのが2月と3月なのです。4月、5月はあまり出回らないめずらしい品種の柑橘もあります。

こちらに来て一年目はわからなかったのですが、二年目は柑橘の種類によって季節の移り変わりを感じるようになって来ました。みかんとそれ以外の品種の違いも少しはわかるように。はじめはざっくり‘みかん’だったのにな…
でもまだまだ柑橘の世界は奥が深くて、私も勉強しながらみなさまにお伝えして行きたいと思います。
‘みかん’がみかんでなくなるように。